バイナリーの2つのリスク
2017年12月02日

バイナリーは、金融商品取引の中ではリスクがかなり小さいと言えます。
それは、レバレッジが存在しないのと、二択の予想だけで取引ができるという二つの点によって保障されています。しかし、意識していないとリスクになってしまう要因が二つほどあります。
一つ目のリスク
まず一つ目は「塵も積もれば山となる」という点です。要は、小さな損失が重なると大きな損失となり、結果的にリスクが増大してしまうということです。
バイナリーは通常、小さな金額での取引が中心になります。そのためか、一日の間にたくさん取引をしてしまう人が初心者中心に多いです。
勝てているときならばよいのですが、負け続けているとかなりまずいです。
パチンコをやっている人が、負けた分を取り返そうとして更にお金をつぎ込み、結果として大損失を被るという話が良くありますが、それはバイナリーにもあります。
二つ目のリスク
二つ目は、バイナリーは予想が外れた時、投資額が丸々損失になる点です。例えば、株やFXはレートを見ながら売却を行うことで利益を出しています。
これらはロスカットだったり、諦めて値が買値より低いときに売却をすることで損失が出ますが、それはあくまでも買値より低い状態で「売った」から損失が出ただけなので、投資額全てどころか、多くの場合は投資額の半分も損失が出ません。
要は、よほどのことが無い限りは投資額が丸々損失になることはありません。
対して、バイナリーは投資して予想して利益を上げられるという性質上、予想が外れると、投資した金額が丸々損失になります。
一つ目の塵も積もれば山となる、に乗っ取るととてつもない損失になりうることが更にわかるかと思います。こういったリスクは必ず頭に入れておきましょう。